2010年1月14日木曜日

手を合わせる素晴らしさ。

最近焼き物で仏像を作ることが多くなってきました。
本来の仕事である仏師としては当然のことなのですが
焼き物と彫刻が融合したことに大きな意義と喜びを感じています。
中でも手乗り仏を作っていて良く思うことがあります。
一つは前向きな笑顔の素晴らしさと大事さ。
もう一つは手を合わせるというシンプルな姿。
様々な手を尽くしても救われないとき、
人に与えられた最後の祈りとして、究極の姿だと思う様になりました。
全ての人に与えられた素晴らしい姿。
大事にしたい素晴らしい形です。
houbou

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